かかるゆうなる御かたちの いこく異 国まてもきこえ
のありて七みかとそうわう惣 王太宗皇帝
つたへきこしめされてみぬ 恋にあこかれ 雲
のうへもかきくもり 月のともゝ友もをのつか
ひかりをうしなひ給ひけり しんか臣 下 けいしやう卿 相
とうそうし 申されけるやうは  きよくたい玉 体
の御ふせい風 情 よのつねならす  おかみ申て候 何
をかつゝませ給ふへき 覚しめさるゝ事のさう
ちしん侍 臣の中へ せんし宣 旨あれと そうし申され
たりけれは みかと えいらん叡 覧 まし/\てあら