はつかしや つゝむにたへぬ 花ののもれても人のさ
とりけるか 今は何をかつゝむへき 是よりひんかし
千里日本ならの都に住  太しよくはん大 織 冠か  をと
を風のたよりにきくからに 見ぬ※の立
そひて忘れもやらていかヽせん 臣下けいし卿 相
やう うけ給て是は何よりもつて めてたき候 所
望にて候ものかな ちよくし勅 使を立て りんけん綸 言
にてむかひを給ひえひらん叡 覧あれとの せんき詮 議
にてうんか運 賀と申 つはもの兵 者をちよくしにたて
させ給ふ
※おもかげ