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増刷出来!!

和本入門  千年生きる書物の世界



誠心堂書店 橋口侯之介著
平凡社
 平成23年9月発売 定価1,470円(税込み)
平凡社ライブラリーA6判 274頁 挿絵:杉本直子

江戸時代の板本を中心に書物の様式・格式などさまざまな作法を、
その歴史的背景や実際の本の見方を専門古書店主が実践的に紹介

目次から
第一章 和本とは何か
  その歴史と様式を知る(初級編)
第二章 実習・和本の基礎知識
  本作りの作法を知る(中級編)
第三章 和本はどのように刊行されてきたか   
  刊記・奥付の見方(上級編)
第四章 和本の入手と保存
  次の世代に残すために

解説
  和本愛に支えられた実践的和本入門 揖斐 高  


ライフワークです

江戸の古本屋 近世書肆のしごと

誠心堂書店 橋口侯之介著
平凡社
 2018年12月発売 定価4,180円(税込み)
A5判 336頁 題字:伊藤堯州

近世の本屋は出版、新刊販売、卸、古本売買など多様な業務
をこなしていた。中でも古本屋としての仕事が柱だった。
そこに独特な本屋の商習慣、層の厚い流通の担い手があった
ことなどを多様な史料を用いて明らかにする。さらにその源
流となった中世までの経師を念頭に置くと共に明治にその和
本の世界が滅びる問題まで視点に入れるなど、書籍を担う人
たちの歴史の叙述である。

目次から
序章 江戸時代の本屋というもの
第一章 本屋の日記から
  風月庄左衛門の『日暦』
第二章 本屋仲間と古本
  
第三章 江戸時代の書籍流通
  
第四章 経師の役割
  書物の担い手として
終章 書物の明治二十年問題
  


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